斉藤 辰巳
斉藤 辰巳(さいとう・たつみ)
「過去を洗え。共感し、同調しろ。それが敵を欺く最短の道だ」
■Data:日本人/29歳/男性
■二つ名:"邪悪(ヴィシャス)"
■表の顔:ヒモ
■容貌:常にサングラスを着用している。悪相だが妙に色気がある。
■異能:欠落者/テレパス/指揮官
Profile[編集]
強力な異能力と図抜けた知能を駆使して、数年前に日本中を震撼させた凄腕の犯罪者。接触や指示を一切せずに凶悪犯達を同時多発テロに駆り立て、大パニックを引き起こした。
紆余曲折の末、イズモのエージェントに正体を見破られて捕らえられる。事件の証拠を一切残しておらず、警察は立件することは出来なかったが、当人は『負けた』と宣言し、以後は一転して犯罪とは無縁の生活を送り始めた。
冷徹犀利な知的エリートだったのも今は昔。現在の彼は面倒嫌い、仕事嫌い、運動嫌いでとにかく働かない。生まれつきジゴロの才があったらしく、飲み屋で知り合った女の部屋に居座って、喧嘩して追い出されては泣きついてグズグズと仲直り、のサイクルを繰り返しているヒモ男と化している。なにより自分が一番可愛く、飲み屋のツケを千円ごまかすために平気で仲間を裏切る小心者の卑怯者。往年の斉藤を知る者でも、ただヒモ男の姿を演じているだけなのか、はたまたこれが彼の真の姿だったのかを判別することが出来ない。
しかし今も頭脳は鈍っておらず、時々厄介な案件を抱えたイズモのメンバーが助けを求めに来ることがある。時には助言、協力もするようで、一応はイズモ所属となっている。犯罪者であるがゆえの名探偵。戦闘能力はないが、敵に回したときにはもう勝負がついているタイプ。
犯罪者時代はS級に匹敵する危険度とみなされていたが、現在は不明。
Ability[編集]
■【メモリースキャン】……他人の記憶を読みとるテレパシーの一種だが、通常のテレパシーのような”問いかけ”とは異なり、記憶の一部領域を丸コピーしてしまうため、相手に気づかれたり抵抗されることがない。ただしコピーした記憶を後でチェックする際は、斉藤自身がその記憶をダイレクトに追体験するリスクを負う。
■【メモリートリガー】……自分の蓄えた記憶情報を相手に書き込む。少ない情報であれば、全く相手に気づかれずに仕込む事が可能。心理学に長けた斎藤が使うことで、極めて巧妙に相手の行動を誘導する事が可能。魅了や催眠と異なり、対象はあくまで自発的に判断し、行動したと信じ続ける。使いようによってはトラウマを植え付け相手の精神を崩壊させたり、脳を情報で焼き尽くす事も可能であるが、現在の彼はこれを使おうとはしない。
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Infomation[編集]
■初出:猫又公司web
■原案:red pine
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