ウルリッヒ・フォン・アイレンベルク

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ウルリッヒ・フォン・アイレンベルク

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「お前との付き合いも長いが……墓に入るまでは付き合ってもらうぞ」


 ■Data:ドイツ人/67歳/男性
 ■二つ名:"黒きもの(シュワルツ・エクスィステンツ)"
 ■表の顔:ウルリッヒ保険会長 他、多数の地位、役職を持つ
 ■容貌:温厚だが、強い意志を秘めた男性。
 ■異能:非公開


Profile[編集]

 ドイツはミュンヘンに本社を構える、ウルリッヒ保険の現会長。そもそも異能力者達を社会に受け入れられるように『派遣業界』というシステムを考案した企業家の一人でもある。
 かつてはその影を操る異能力でアイレンベルク家に仕え、『ナチスに接収された、あるユダヤ人の遺産の奪還』、『闇市場で流出した核ミサイルの追跡調査』、『中東戦争下でのスエズ運河航行』など困難な任務を実行してのけた。二十世紀後半のヨーロッパの裏面史に名を刻む、生ける伝説の一人である。
 やがてその功績が認められ、アイレンベルク家の長女と結婚、現当主となる。入り婿でありながら曲者ぞろいの一族を掌握しているのは、ひとえにその知性と実力によるものである。
 なお、すでにウルリッヒという名が公式のものとなっているが、これは彼が長らく使い続けている偽名である。本名を知られると彼の『契約』に支障が出てしまうため、青年時代以前の経歴は厳重に秘されている。
 そろそろ引退を考えているが、今でもその能力は些かも衰えてはいない。A級、S級といったランク付けが流行りだす前に前線を退いているため公式に認定はされていないが、その実力は業界の誰もが認める正真正銘のS級エージェントである。
 まだ駆け出しの頃、哈爾浜を訪問し、関東軍の行跡の証拠を託されたある残留孤児の少女と接触。その際、彼女の暗殺を依頼された『絶刀』守座剛毅と遭遇。死闘を繰り広げたことがある。


Ability[編集]

【絶対なる幻影(perfektionieren Sie Schatten)】   己の影と『契約』を交わし、自在に操る事が出来る。 業界にもこのような影使いは多いが、彼の能力はそれらを遙かに凌駕するレベルに到達しており、
  ・影を操る
  ・己の影に潜って高速移動する
  ・他者の影に己の影を潜ませる
  ・影を実体化・変形させて攻撃させる
  ・相手の影を攻撃する事で実体にもダメージを与える
  ・影を実体化させて、己の分身を作り出す(敵からの攻撃は無効)
  ・またその分身に相手を攻撃させる(こちらからの攻撃は有効)
 などなど、ほとんど反則じみた能力を発揮する事が出来る。ただし契約により、『本名』を呼ばれたときには、分身への攻撃は全て当人にフィードバックされてしまう。


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Infomation[編集]

■初出:猫又公司web
■原案:鉄扉
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