「桂木 志乃」の版間の差分
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+ | ■[[佐立 太陽]]……イズモ社では年少組ということでよくコンビを組む。志乃は情報収集・前衛担当、太陽は分析・支援担当でなかなかバランスがとれている、とは所長の言。 | ||
2019年1月5日 (土) 00:59時点における最新版
桂木 志乃(かつらぎ・しの)
「…‥これ、手がかり」
■肩書き:イズモ社見習い調査員
■二つ名:"木霊返し(エコー)"
■Data:日本人/ 15歳/ 女性
■容貌:市松人形そっくり
■異能:シャーマニック/テレパス/遺物使い
Profile
古い因習が残る、某山村の長の家に生まれる。狭い村内で禁じられていた近親婚によって産まれたため、忌むべき娘として子供の頃から十年以上に渡って土蔵に閉じこめられて育った。周囲の目を避けて会いに来る母親くらいしか話相手がいなかった志乃だが、不思議な事にその知識は、偏りこそあるものの、高度な教育を受けたかのように豊かだった。志乃は己に備わった異能の力によって、土蔵の中にある書物や古道具と『会話』をして育ってきたのである。
その後、村では怨恨による連続殺人事件が発生した。その時にイズモから派遣された私立探偵が、たまたま土蔵の中に居た志乃を発見。彼女の力を借りて事件を解決した。紆余曲折を経て、志乃は私立探偵の養女として引き取られ、イズモのエージェントとして所属しその力を振るうこととなった。
生まれてからつい最近まで、まともに他人とコミュニケーションを取ったことがないため、極端に無口。本来なら探偵業をこなすことなど望むべくもないが、養父は社会適応と能力を使いこなす訓練と考え、多少無理矢理にでも仕事をまわしている(なまじ同年代の子供が多くいる学校に行かせるよりも、少数の人間と深く向き合う探偵業の方が、志乃のリハビリには相応しい、と考えているようである)。
Abirity
■【木霊】……石や壁、家電製品などの無機物と会話することが出来る能力。実際には変種のサイコメトリーであり、手に触れた無機物から引き出した情報を『会話』という形で認識していると考えられる。
『会話』する場合、石や地面などの変化の乏しい無機物はのんびりした性格となり、知識もそれほど豊富ではない(人間の興味のある情報を持っていない)。対照的に、情報の入出力が激しい携帯電話やパソコンなどは、饒舌で騒々しい性格として認識され、中には擬人化と言ってよいほど濃い人格を持つものもある。
Links
■天舟……志乃によって意識を解放されることにより、絶大な能力を発揮する古刀。
■佐立 太陽……イズモ社では年少組ということでよくコンビを組む。志乃は情報収集・前衛担当、太陽は分析・支援担当でなかなかバランスがとれている、とは所長の言。
Infomation
■初出:イズモ・クライシス
■illutration:持田