唆守 兵悟
唆守 兵悟(さがみ・ひょうご)
「……その話、実に興味深いなァ」
■肩書き:イズモ社契約社員
■二つ名:"人間愛好家(マンウォッチャー)"
■Data:日本人/ 26歳/ 男性
■容貌:若いながらどことなく哲学者めいた表情。
■異能:非公開
Profile
いくつかの雑誌で連載を持つフリーライター。超常現象やオカルトに関したしょうもない埋め草的記事を書くこともあれば、結構泣ける小話、時には専門家を唸らせる鋭い批評文まで書いてみせる。凄惨な事件であれ素晴らしい逸話であれ、くだらない事件であれ重大な事件であれ、そこに人間同士の感情のぶつかりがあるならばそれは尊いものであり、忘れ去られるべきではない、と考えている。ある意味では究極の人間好き。
もともとは医者の息子で、父の後を継ぐべく医大に進学した。がしかし、異能力が開花するにつれ、医学よりも、人間同士のコミュニケーションと、それによって産み出される様々な事件に興味を持つようになる。結局は中退して今の仕事に就くようになった。両親とは進路を巡って喧嘩の末、勘当を言い渡されている。
職業柄収入が安定しないのと、何より(彼的に)価値のある事件に多く出会えることから、時々能力を活かしてイズモでアルバイトをしている。また、イズモで仕入れたヨタ話や裏話を(関係者に迷惑がかからない範囲で)記事のネタにしたりもする。
知り合った先輩達に徹底してしごかれ、今では温室育ちの坊ちゃんからいっぱしのジャーナリストへと変身を遂げており、異能力なしでも情報収集はお手の物。誰からでも気さくに話を引き出すことができる。交渉の駆け引きも得意で、分析力に長け口は堅い。
ただし致命的なまでに眠気に弱い。記者にあるまじきことに、一日八時間寝ないと脳がまともに働かない。このため徹夜したり締め切りに追われるのが苦手。無類の猫好きで、土日はのんびり猫と戯れたり、異能力を使用して猫になりきって遊ぶのが趣味。
Ability
■【精神同調】……触れた他の生き物に自分の意識を乗り移らせ、一時的に支配することが出来る。動物などが対象であれば完全に支配下に置ける。人間相手であれば、意志の弱い、感情的な人間は押さえ込んで支配できる。そうでない場合は相手の同意がない限り支配は出来ない。なお他者に意識を乗り移らせている場合、本体は完全に無防備なので注意が必要。
■【精神妨害】……精神同調の逆用。触れた相手に自分の意識を叩きつけて掻き乱し、精神を錯乱させる。シンプルな分強力で、能力者相手でも大幅な集中力の低下、展開している魔術のキャンセル等を引き起こすことが出来る。
Links
Infomation
■初出:イズモ・クライシス
■原案:Lay
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