黒木 松郎

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黒木 松郎(くろき・まつろう)

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「あの、すみません、また気になる夢を見ちゃったんですけど……」

 ■Data:日本人/13歳/男性
 ■二つ名:"渇望夢(アカシックレコード)"
 ■表の顔:中学生
 ■容貌:起きている時でも、周囲からは寝ているように見える。
 ■異能:非公開


Profile[編集]

 公立中学校の一年生。運動神経は標準よりやや下、学業は標準よりやや上のどこにでもいるごく普通の子供である。――ただ一つ、夢を見る力を除いては。
 小学生の頃から夢遊病のように夜中に歩き回ったり、白昼夢を見たりすることが時々あったが、中学校からは自分が生まれる前の時代や、数ヶ月先の光景を夢に見る事が多くなった。ある晩、三日後に起きる放火を予知。誰に話しても信じてもらえるわけもなく、どうすべきか迷っていたところ、連続放火事件を追っていたイズモのエージェントと出会い、協力して解決することになった。
 今では形式上、イズモ預かりの派遣社員。毎晩夢に見たことを何でもいいからノートに書いて提出し、それを買い取ってもらう形でお小遣いをもらっている。本人はあまり金銭的な執着は薄いようで、報酬は弟妹にゲームソフトを買ってやったりするのに使う程度で、残りはとりあえず貯金している。


Ability[編集]

■【渇望夢】……上記の通り、未来や過去の夢を見る力。夢の内容のほとんどは「三日後、となりのおじさんが滑って転んで腰を打つ」「四十年前、小学校の校庭には桜の木が植わっていた」というようなしょうもないものだが、的中率は現在のところ100%。万一にでも大きな事件の予知や、あるいは過去の迷宮事件の真相が記されてはいないか、イズモのメンバーは神経を尖らせている。
 なお最近になって、見る夢の傾向を少しだけ選択できる方法が見つかった。枕の下に見たい夢に関する本を敷いて寝る、というのがそれで、過去の事件のノベライズを敷いて寝るとそれなりの確率で当時の情景を夢に見たりする。とはいえ、当人はあくまでただの中学生。イズモのタチの悪い先輩から押しつけられた18禁な本を枕の下に入れるべきかどうか、密かに毎晩苦悩する、健全な少年である。


Links[編集]

Infomation[編集]

■初出:猫又公司web
■原案:ナンセン
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